【Salesforce】オブジェクト間の件数集計フローの作成方法について

その他

件数集計フローの作成方法が知りたい!

例えば、Aオブジェクトのレコードが作成されたときにBオブジェクトの数値項目が加算される仕組みを作りたい!

これを解消してくれるのが”フロー”です。

今回は、「商談に対して訪問を行うと、商談で作成した”訪問件数”項目が自動的に加算されるフロー」の作成方法をご紹介します。

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【前準備】商談オブジェクトで”訪問件数”項目を作成する

まずは、フローで使う”訪問件数”のカスタム項目を作成しましょう。

①オブジェクトマネージャより”商談”を検索する

②項目とリレーションを選択し、新規ボタンをクリック

③データ型を”数値”に設定する

④任意で表示ラベルや項目名を入力して保存

これで商談オブジェクトに”訪問件数”という数値項目が作成されました。

ここの値をフローでのみ使いたいので、レコードタイプで非表示するのがおすすめです!

【フロー】作成方法

続いてフローの作成方法です。

”設定”より”フロー”と入力してください。新規フロー作成をクリックします。

新規フローより”レコードトリガーフロー”を選択します。

このフローは、レコードの作成・更新・削除時のフローを作成するものになっています。

こちらの画面よりオブジェクトは”行動”にし、トリガ設定を”レコードが作成または更新された”にチェックをいれます。

また、エントリ条件の設定より”すべての条件に一致”にして項目=Subject(件名)、値=”Meeting”に設定します。

この条件のレコードのみフローを開始することを意味しています。

今回は行動オブジェクトの件名項目が”Meeting”のときに発動するフローのためこのようにしています。

”Meeting”以外の選択肢使いたい場合は、オブジェクトマネージャから”行動”を選び、項目とリレーションの”件名”項目から選択肢の追加してみてください!

※更新されたレコードのフロー実行のタイミングは、今回の場合”条件一致するようにレコードを更新したときのみ”に設定します。

そうしないと行動が更新されタイミングでフローが発動してしまうことになるので注意してください。

続いて、”要素”よりレコードの取得をドラッグアンドドロップして画面上に持ってきます。

レコードの取得では、表示ラベル・API参照名を入力後、行動オブジェクトに紐付いた商談オブジェクトを取得してきます。

商談レコードの絞り込みより条件の要件を”すべての条件に一致”にし項目=”Id”、値=”行動オブジェクトの関連先ID”に設定します。

関連先IDにすることで、行動と商談が紐付いたオブジェクトを取得することができます。

続いて、商談オブジェクトで作成した”訪問件数”項目の数値を自動入力させる方法です。

レコードの取得が終わったら、”ロジック”の割り当てを画面にドラッグアンドドロップしましょう。

新規割り当てから表示ラベル・API参照名を入力し、変数値の設定を行います。

今回は、行動の件名が”Meeting”のものが作成されると自動的に数値が+1される実装のため、変数=”先程取得した商談オブジェクトの訪問件数”、演算子=”追加”、値=”1”に設定します。

削除時にフローを作成する場合は、この割り当ての部分の演算子を”減算”にし、最初をフローを削除にすると作成できます。

最後に、商談オブジェクトを更新していきます。

割り当てが作成できたら、”レコードの更新”をドラッグアンドドロップしましょう。

表示ラベル・API参照名を入力したら、更新するレコードを検索してその値を設定する方法を2番めのものを選択してください。

すると”更新するレコードを選択”と出てくるので、そこでレコードを取得で作成した”商談レコード”を選択し、完了です。

あとは”レコードの取得”と”割り当て”と”レコードの更新”の順に要素を繋げて保存すれば完成です!

実際の動き方を確認しよう!

まずは商談オブジェクトで”訪問件数”を設置していることを確認します。

この項目が変わることを今回確認していきます。

活動を選択肢、新規行動を選択。件名を”Meeting”に設定して、保存します。

商談に紐づく行動を作成すると、訪問件数が+1されていることを確認できます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、件数集計フローの作成方法についてご紹介しました。

参考になれば嬉しいです!最後までご覧いただきありがとうございました!

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