・docomoがエコノミーMNVOっていうのを発表したけど、一体なに?
・そもそも「MVNO」ってなに?
・携帯代が高いから安くてお得なプランを知りたい!
こんな悩みを解決します♪
この記事では、2021年10月7日にdocomoが発表した「エコノミーMVNO」とは一体何なのか?その特徴や第1段として「エコノミーMVNO」に参入した会社を詳しくご紹介していきます。
「今使っている携帯代が高いから安くしたいけど、手続きが面倒くさそう…」そんな方にはオススメなのが今回ご紹介する「エコノミーMVNO」です。
ぜひ最後まで御覧ください♪
MVNOとは?
そもそも「MVNO」ってなんなの?
まずココで躓く人が多いです。しかし、1度理解してしまえば、全然難しいことではないのでご安心ください!
巷で格安SIMを販売している会社をMVNO(格安SIM会社)と言います。
ちなみに、docomoやau、Softbankなどの大手携帯会社は「MNO」と言います。
ここで簡単に「MVNO」のメリット・デメリットもご紹介しておきます!
MVNOのメリット とにかく格安で自分でプランを選ぶことが出来る
「MVNO」の最大の魅力がとにかく格安なところです。
先程もご紹介したように通信回線を大手携帯会社から借りているだけなので、料金を安くすることが実現できます。
大手の通常プランに比べて6000円〜7000円程値段が下がります。
僕も以前大手携帯会社から格安SIMに乗り替え、7000円程携帯代を下げることができました!
社会人になって節約したい!という方は携帯代などの固定料金から見直しましょう♪
値段が下がるとサービスも良くないのでは?と考える方もいるかもしれませんが、大手携帯会社の回線を借りているため全国どこでも回線状況は良いですし、通信速度も高速なところも売りの1つですね!
また、大手との違いとして、「プランの選択肢が多い点」も挙げられます。
主にデータ容量のことですが、1GB、3GB、5GB、20GBといったように自由にデータ容量を選択出来るMVNOが多いのでデータを無駄にすることなく使うことができます。
データだけでなく「通話かけ放題」や「5分以内通話無料」といった通話オプションもあるのであまりしない人には最適なのが「MVNO」です。
解約金などの縛りもなく、最低期間の利用さえできれば手数料も解約金もかからないんですよ〜
MVNOのデメリット オンラインのみの受付が多く設定を自分でしないといけない
「MVNO」のデメリットは、「キャリアメール使えない」や「一部割引が使えなくなる」など挙げられますが、1番のデメリットは「自分で設定をしないといけない点」です。
「MVNO」は基本実店舗を持たない所が多く、そのほとんどがオンラインの契約となります。
格安SIMを扱うMVNOはたくさんあるので、どのMVNOにしたら良いのか分からない人にとっては悩むところですよね。
また、初期設定やSIMカードの取り扱いなど通常のMNOならショップでやってくれますが、MVNOの場合は自分で行わないと行けないためある程度のスマホ・携帯知識が必要です。
サポート耐性が不十分な所も実店舗を持たない分多くなっているのが現状で、スマホ・ネットが苦手な人にはハードルが少し高くなってしまうかもしれません。
しかし!こんな「MVNO」のデメリットを改善してくれるのが今回ご紹介する「エコノミーMVNO」なんです!
エコノミーMVNOとは?
ここからは本題の「エコノミーMVNO」について説明していきます。
この「エコノミーMVNO」により、今までMVNOのデメリットであった「設定を自分でしないといけない点」を克服することができます!
例えば、「エコノミーMVNO」に参入したMVNOを契約する際docomoショップに行って、SIMカードの発行や開通・APN設定など格安SIMの初期設定を行ってくれます。
また、docomoブランドのスマホも一緒に購入することができ故障の受付も行っています。
MVNOのデメリットを解消してくれるのが、「エコノミーMVNO」です♪
ただ、docomoと連携しているMVNOに限るため、docomo回線を使用する全てのMVNOが対象と言うわけでないので注意が必要です。
docomo側の目的
docomoが今回「エコノミーMVNO」を始めることで得られるメリット・目的は3つ挙げられます。
1つ目が「ahamo以上の低コストでデータ容量が小さいサービスの展開」です。
MVNOがdocomoと連携するための条件として、低廉でデータ容量が小容量ということが挙げられます。
こちらについては後ほどご紹介していきます♪
2つ目が「MVNO最大の弱点をカバーする」ことです。
スマホの設定などネット系やIT系に詳しくない人が多い中で、格安SIMの設定が難しい所がネックになっていました。しかし、今回の「エコノミーMVNO」は初期設定はもちろん、故障の受付も行っています。
また、docomoショップでスマホ教室も行ってくれるとのことで、ユーザーに優しいシステムになっています♪
3つ目が、「dポイントとの連携」です。
エコノミーMVNOとしてdocomoと契約したMVNOは、dポイントクラブ加盟店となるので通信量やサービス利用に対してdポイントが付与されます。
また、通信料金などにdポイントを充当が可能となりました!
まさにMVNOとの「dポイント経済圏」!
MVNO側の目的
では、同意したMVNOのメリットとはなんなのでしょうか?
それは、「自社のサービスがdocomoを通してより認知され、販売促進になること」です。
MVNOは、基本オンラインのみ販売・契約となるので詳しい人には情報は届きますが、詳しくない人にとっては知る手立てもない状態でした。
しかし、「エコノミーMVNO」としてdocomoで販売をしてもらうことで、MVNOの弱点をdocomoがカバーしてお互いがWin−Winの関係になることができます!
「エコノミーMVNO」で取り扱われるMVNOは?
「エコノミーMVNO」で携帯を買い替えたいけど、どこのMVNO(格安SIM)が参入しているのか知りたい!
10月より開始になった「エコノミーMVNO」ですが、現在発表されているMVNOは2つです!
1つ目が、10月から開始になっているNTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」と12月から開始予定のフリービットの「トーンモバイル」♪
今回は、既に発表されている「OCN モバイル ONE」についてご紹介していきます!
OCNモバイル ONEの公式HPはこちらエコノミーMVNO第1段!「OCN モバイル ONE」とは?
現時点で発表されている「OCN モバイル ONE」についてご紹介していきます♪
docomo通信エリアで通信速度も高速で繋がりやすいですし、全国のdocomoショップで契約できるもの嬉しいポイントですよね♪
とはいえ、MVNOなのでお昼時や夜の時間帯などの通信が混み合う時間は少し速度が遅くなることがあるかもしれません。
OCN モバイル ONEの料金や特徴は?
やっぱり1番気になるのがOCN モバイル ONEの特徴と料金ですよね!
他社との差別化はこの特徴と料金だと思いますので、自分に合う金額・特徴なのかを検討しましょう。
OCN モバイル ONEの料金
月額の基本料金は以下の通りです。
通信量/コース名 | 音声対応SIMカード | SMS対応SIMカード | データ通信専用SIMカード |
500MB/月コース※ | 500円 | − | − |
1GB/月コース | 700円 | − | − |
3GB/月コース | 900円 | 900円 | 780円 |
6GB/月コース | 1,200円 | 1,200円 | 1,080円 |
10GB/月コース | 1,600円 | 1,600円 | 1,480円 |
20GB/月コース | 3,920円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB/月コース | 5,500円 | 5,500円 | 5,380円 |
音声対応SIMカードとは、インターネット・SMS・電話を利用できるSIMカード
SMS対応SIMカードとは、インターネット・SMSを利用できるSIMカード
データ通信専用SIMカードとは、インターネットのみ利用できるSIMカード
※「音声対応SIMカード」では、最小で500MB/月コースを選択することができ、こちらのコースでは無料通話最大10分相当がついてきます。
「無料通話最大10分相当付き」について解説していきます♪
OCN モバイル ONE・新プラン500MB/月コースの「無料通話最大10分相当付き」とは?
「無料通話最大10分相当付き」の「相当付き」ってどうゆうこと?
「相当付き」ってすごくややこしい書き方をしていますよね。
ここを詳しくご紹介していきます!
OCN モバイル ONEに契約して、標準搭載されている電話アプリで発信すると国内通話が「11円(税込)/30 秒になります。
通常は22円ですので、半額で利用できるOCN モバイル ONEはこの通話プランのことを「OCNでんわ」と言っています。
このOCNでんわを利用して通話料が発生した場合、最大220円が割引に。
この220円というのは、11円/30秒で10分電話した場合の通話料と同じ額なるんです。
そのため、「月最大10分相当の無料通話付き」という表現になっています!
あくまで通話料が発生する前提になります!
【OCN モバイル ONEの特徴①】 通話オプションが3つから選べる!
他にどんな特徴があるのか知りたい!
かしこまりました!
続いて、OCN モバイル ONEの特徴をご紹介していきます!
1つ目の特徴は、「通話オプションが充実している点」です。
搭載されているOCNでんわから通話を行えば、通常22円/30秒になるところが「11円/30秒」になり半額で利用できます。
その他にも3つの「かけ放題オプション」があります。
【10分かけ放題】 | 【トップ3かけ放題】 | 【完全かけ放題】 | |
月額料金(税抜) | 850円 | 850円 | 1,300円 |
国内通話 | 10分以内0円 上記以外11円/30秒 | 月内通話料上位3番号への通話0円 上記以外11円/30秒 | 国内通話料0円 |
オススメな人 | よく電話を利用して1回10分 程度しか使わない人 | 架け先が3つくらいで長電話に なることが多い人 | よく電話をかけ、架け先が ばらばらで長電話をしたい人 |
電話を主に利用したいと思っている方はこちらのコースから自分に合うものを選択してみてください。
また、現在「完全かけ放題」コースがキャンペーンを実施していて、通常1,300円(税抜)のところが12ヶ月1,100円(税抜)で利用できるとのことなので詳しくはこちらを御覧ください!
【OCN モバイル ONEの特徴②】 60歳以上限定!データ容量増量キャンペーン
60歳以上の方限定で、12ヶ月間データ容量上限500MBが1GBに増量するキャンペーンも行っています!
500MB/月コースで契約していて、ご契約者様もしくは利用者様が2022年3月31日までに60歳以上であることが必須条件になります。
こちらを利用することで、月々500MBではしんどいかもという方にも同じ価格でお得にスマホデビューすることが出来るようになりました!
ただ期間限定キャンペーンであるので、お気をつけください。
【OCN モバイル ONEの特徴③】 容量のシェアができちゃう!?
SIMカードを別途購入すれば、違う端末でも同じようにスマホやタブレットを利用することができます。
最近ではスマホとタブレットの2台持ちって言う人も増えていますし、dアカウントで一緒に詳細を見ることが出来るので、管理がしやすいところも魅力ですよね♪
各SIMカードのコースによって、金額が異なります。また、1契約あたり最大4つまで追加することが可能です!
月額料金 | 初期費用(SIMカード手配料) | |
音声対応SIMカード | 520円/月 | 394円 |
SMS対応SIMカード | 520円/月 | 394円 |
データ容量専用SIMカード | 400円/月 | 394円 |
ただし、データ容量は増えないので注意が必要です。つまり20GBで契約している場合は容量シェアを使っても端末自体が増えるだけでデータ容量は20GBのままということ。
容量が足りない場合は、追加でデータ容量を購入するかもしくは、月1回のコース変更を行うかで対応することができます!
その他の料金説明に関しては、OCN モバイル ONEの公式サイトをチェック♪
OCN モバイル ONEの新プランが向いている人
OCN モバイル ONEの新プラン「550円/月コース」が向いている人とはどんな人でしょうか ?
まとめましたので、自分に合っているか検討してみましょう〜
上の3つは主に「550円/月コース」が向いている人の特徴になります。
また、最後のところは今回エコノミーMVNOとして合意したOCN モバイル ONEだからこその向いている人の特徴になりますので、エコノミーMVNOのどのプランでも対応してくれます!
申込み方法は知りたい!
申込み方法は2つ「オンライン」「docomoショップ」がありますが、やり方が分からない方は
docomoショップから申込み方法がオススメです!
下にdocomoショップの申込み方法のリンクを載せておきますので御覧ください♪
また、ドコモには新プラントして「ahamo」と言われるプランも登場!詳しくはこちらの記事を御覧ください♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、「エコノミーMVNO」と「エコノミーMVNOとして合意したMVNO・OCN モバイル ONE」についてご紹介してきました♪
MVNOの登場によって、大手携帯会社が更に価格競争をしている中でdocomoが先人を切って、MVNOとの連携を表明した最初のサービスになります。
docomo側・MVNO側どちらにもメリットがある中、ユーザー目線に立ってもオンラインが分からない人や携帯代を下げたい・スマホデビューをしたい人にも優しい「エコノミーMVNO」だと感じました。
現時点では1社のみですが、12月にフリービットも合意予定ですので、その際にまた記事にして特徴の違いや料金もご紹介していきます!
ますますdocomoに注目です♬
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