ネット検索で「人材派遣」「営業」と検索すると
・人材派遣の営業職は、大変すぎる…
・人材派遣は企業とスタッフの板挟みで辛い…
・派遣派遣の営業は残業多すぎる…
こんな、不満の声を聞くことを非常に多いです。しかし、実際はどうなのでしょうか?
答えは、「辛い方が多い」と思います!
その根拠をご紹介していきます!
この記事を書いている僕は、1年前に「人材派遣会社の営業職」を2年間していました。
そこで感じたリアルに辛い「人材派遣の営業」を体験してきましたので、シェアさせていただきます。
この記事では、まず「人材業界の辛い所」をご紹介した後、実は良い所もあるのであわせてご紹介してきます!
この記事を読めば他の記事は必要ないくらい全て網羅しているので、ご安心ください。
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ここが辛いよ!人材派遣の営業5選
人材派遣会社の辛いポイントをまとめてご紹介します。
営業職にも形あるものを売る「有形商材の営業」とサービスを売る「無形商材の営業」があります。
人材派遣は、人を紹介する(売るという表現は好きでないので)仕事ですので、「無形商材」にあたります。
人を扱う仕事になるため、その分負担もあります。
それを今回、僕が経験した中で辛かったポイントとして発表します!
① テレアポ・飛込営業でメンタルがやられる
人材派遣の営業職は、「新規営業」と「既存営業」に分けられますが、基本的にはどちらも対応することになり比率は人それぞれです。
その中でも「新規営業」の役割で1番大事なのは、ターゲット企業との最初のコンタクト。
コンタクトを取るために最初に行うことは、「テレアポ・飛込営業」です!
新規営業のため、テレアポ・飛込営業ともに初めて接触することになるため、とても緊張します。
その上、他社も含めた色んな人材派遣会社が我先に!と電話や訪問をしているため、企業からすると「またか…。」と思います。
そのため、冷たくあしらわれることも多く、話を聞いてもらえないことがほとんどです。
入社したての時はメンタルがやられて、テレアポも全然出来ませんでしたが、断れること前提でかければ気持ちに楽になりました。
とはいえ、やっぱりメンタルには来ます。メンタルが強い人が営業職には向いているかもしれません。
② 既存企業と派遣スタッフの板挟みが多発
続いて、既存企業編ですが「新規営業」と同じく辛いところはあります。
それが「既存企業と派遣スタッフ間でも仲介役」をしないといけないことです。
人材派遣会社なので、当たり前ですがどちらとも連絡を蜜に取ることになります。
会社によって違いますが、既存企業と派遣スタッフの管理を別々で行う所もあります。
ちなみに、僕が所属していた会社は一緒に管理をしていました。
例えば、よくあるケースとして、、、
派遣先の社員さんが、教え方が厳しすぎて私やっていけないんですけど…
なんとか言ってもらうこと出来ませんか?このままなら辞退します。
分かりました。企業様に確認してみますね!
そちらで派遣として仕事をしている〇〇さんなんですが、教え方が厳しいとのことで
もう少しマイルドにならないかと相談を頂いているんですが…
私はそんな厳しく言ったつもりはないです!
この程度でそんなことを言われたら、もう大丈夫ですよ。
とこんな感じです。もちろん、これだけではなく「勤怠を押した・押してない」や「商品の扱い方は雑・丁寧にやった」等水かけ論が止まりません。
なんど、「もう2人で話して!」と思ったことか笑
板挟みになることも多いので、お互いが妥協できる点を探すことが非常に大事になってきます。
自分が悪くなくても、「申し訳ございません。」と割り切って言える人が向いている職業かもしれません。
③ 残業が多い
続いて、営業職の中でも人材派遣会社は残業が多いことが挙げられます。
理由は、「しないといけない仕事を後回しにしないといけないケース」が多いからです。
そのため営業は、1日のスケジュール管理をして、「To doリスト」を作成することをおすすめします。
営業職は主に「テレアポ・打ち合わせ・マッチング」を行うことになります。
ちなみに「マッチング」とは、派遣先企業(既存企業)と派遣スタッフを紐付けるためのお仕事紹介のメールや電話をかけることです。
派遣で働かれたことがある方は、メールや電話が来たことがあるのではないでしょうか?
あれが、「マッチング」になります。
もちろん、それ以外にも会議資料の作成や派遣スタッフとの面談」等細かい作業も多いです。
すべての業務をしているとあっという間に定時になります。そこから、自分の仕事をするため20時・21時まで残っているのが当たり前になってきます。
上に行けば行くほど、業務量は増えるので22時・23時まで仕事をしている人もいました。
④ 派遣スタッフが就業当日に欠勤する
続いて、どうにもならないケースのご紹介です。
それが、「派遣スタッフの当日欠勤」になります。
これに頭を悩ませる営業を僕は沢山見てきました。笑
派遣会社が提供しているのは、「商品」ではなく「ヒト」です。
そのため、納期通りに事が進む保証がありません。例えば、派遣先企業に向かっている途中で事故を起こした・巻き込まれた(労災処理)、道が混んでいて、到着が遅れる等色んな事情があります。
また、体調不良で休みになったり、当日無断欠勤なんていう酷いケースもあります。
遅れる場合は派遣先企業に一本電話して、遅れる旨を伝えればなんとかなるケースが多いですが、休みとなると話は違います。
【スタッフの欠勤を伝えた時の返答ケース】
なら新しい人をお願いします。
今日しようと思っていた作業が出来ません。
どうしてくれるんですか?
あなたが代わりに来てください!
こうなることが分かっていると、辛いと感じますよね。
怒られると分かっている時ほど怖いものはないですし、自分の責任なのかと自問自答してしまいます。
そのため、「ヒト」なんだから仕方ないと割り切るか初めから休む兆しがありそうな人(欠勤が続いている人)は様子を見る・電話しておく等の対処をしておきましょう!
⑤ 法律関係が面倒くさい
最後にご紹介するのが、「法律問題」についてです。
最近では、大企業では2020年4月、中小企業では2021年4月より「同一労働・同一賃金」が施行されました。
その手続きを既存企業では行う必要があり、新規の打ち合わせの際も「なんだかめんどくさそう…」と煙たがれることもあります。
営業も変わる法改正を勉強する必要があるため、知識として身に付きますがやはり面倒に感じる人も多いと思います。
その他にも派遣法等も覚える必要があるので、勉強や基礎教養として知っておきたい人には向いている仕事かもしれません。
それを新規・既存企業にしっかりと説明出来るくらいのインプット量は必要です。
人材派遣会社の営業職、良い所について
最後に「人材派遣会社の営業職」の良い所をあげていきます。
色々あると思いますが、僕が1番良い所だと感じたのは、「転職の際のキャリアアップ」に繋がりやすい所だと思います。
人材派遣会社の営業は、新規も既存も問わず担当しており、営業の中でも難しい「無形商材」になります。
そのため、転職を希望している際はそれが他業界の人からすると「良い人材」と認識されます。
僕自身も転職エージェントを利用した際に、人材業界の営業はメリットになると教えてもらえました。
転職で他業界の営業を考えている人は、ぜひ人材派遣会社で営業をしていたことを強みとして、職務経歴書に記入・面接等で発揮してみてください!
僕が実際使った転職エージェント「マイナビエージェント」の詳細は下から確認できます!
人材派遣の営業まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、人材派遣会社の営業職の辛い&しんどい所5選と唯一の良い所をご紹介してきました。
まとめると以下の通りです。
それでも、僕・私は「人材業界で働きたい!」という方はぜひ予め辛いことも多いことを知っておくことで気持ちに余裕も出るでしょう。
また、自分は無理…と感じる人は、この機会に「転職」をしてみるのがおすすめです!
転職エージェントを使えば、親戚に相談に乗ってくれますよ!
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